色んなやり方がありますが

ここ最近、テレビなんかでも鍼灸が取り上げられることが増えてきたせいか、よく聞かれるのが「鍼って背中一杯に針刺されるの?(((((゚Д゚)))))」というハナシ。

 

確かに鍼をたくさん打つ流派もありますし、実際、それで成果を上げている先生もいらっしゃるわけなんですが、当院では、基本、鍼を打つのは1ヶ所か多くても2~3ヶ所です。

(このホームページの「トップ」と「治療の流れ」をご覧ください。)

 

別に鍼数をケチっているわけではなくて、全身のひずみを整えるのに最も有効なツボ一本だけで治療した方が、ダイナミックに身体が動き、整うのが早い、という考え方に従っているだけで、私自身がこのやり方が「しっくりくる」というだけの話しです。

(もちろん、他にもメリットは色々ありますよ)

 

 

鍼というのは不思議なもので、鍼を打つ治療者本人が「このやり方じゃ効かないだろうな~」と思いながらやると、面白いくらいに効きません(笑)

 

と、思っていたらどっかのアメリカ人ビジネスマンが書いた本に「あなたが信じてもいないことを、一体誰が信じるのか」なんてことが書いてありましたけど、なるほど、どんな世界でも同じようなことを考えるものなんですね。

(売りに来た本人が欲しくもないものを売られても、多分、買わないでしょう・・・)

 

私自身も体調を整えるのとプラス、練習がてら自分に鍼をしますが、やっぱり1~2本しかしません。

 

私の師匠の所にも、勉強会に行った時などに治療を受けに行きますが、やっぱり師匠も1本しか鍼はしません。

 

 

私が患者さんに提供する鍼は、自分自身が今現在考え得るなかで、「これ以上のものはない」と思えるものしか提供しません。

 

当たり前のことなのですが、しかし「そうしないと」やっぱり鍼は効かないのです。

 

 

たくさんの鍼を使う先生の中にも、そうした強い信念に従って鍼をしている先生がいらっしゃいます。

 

いろんなやり方があるのは、受ける患者の立場としては、迷ってしまいますが、鍼をしている方が「しっくりくる」方法を選んでいるように、受ける方も「なんとなく」しっくりくる方を選べばいいんじゃないでしょうか?

(キチンと勉強していない、というより勉強しようともしない先生は論外ですが・・・)

 

病院なんかでも「医者と患者は相性がある」なんてことが言われるらしいですが、ことに東洋医学の世界は「気」の世界の医学ですから、施術者と受療者の相性というのも、大きく作用します。

 

できるだけ多くの人を受け入れられるような「治療者としての器」を鍛えるのは、私達、施術者の自助努力に任せるとして、治療を受ける方は「なんとなく“気”になった」所を選ぶのが、案外一番正確な選択なのかもしれませんね。

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