当院の受付です。
新聞や東洋医学に関する書籍を置いています。
お呼びするまで、お掛けになってお待ちください。
※待合室の書籍はご希望の方には貸し出しています。お気軽にお申し出下さい。
まず初めに、現在お困りの症状と普段の生活習慣などについて詳しく問診表に記入していただきます。
生活習慣は、お仕事の内容から、食事の内容・好き嫌い、嗜好品、大小便等の排泄物の質、睡眠の量と質、女性の方は月経周期や生理痛など、非常に多岐に亘ります。
「どうしてこんな事まで聞くの?」と首を傾げる方もいらっしゃるかと思いますが、いずれの事項も、いま一番辛い症状を改善する為に、確認しなければならない大事な情報です。
例えば、肩が痛い・腰が痛いと言っても、実は内臓に負担を掛けていた事が原因だったりもします。
ご自身にとっては普通の習慣と思っていた事が、実はまったく普通ではなく、病気の原因となっている事もあります。
思いもよらない所に病気の原因が潜んでいる事がありますので、一度ご自身の生活を見直すつもりで、お書きください。
※問診表を事前に書いてきて頂くことで、治療時間を短縮することも出来ます。ご希望の場合は、お電話にてご相談ください。問診表をご用意してお待ちしております。
書いて頂いた問診表を見ながら、詳しくお話しを伺います。
いま現在、お困りの症状についてはもちろん詳しくお尋ねしますが、過去の病気や怪我などから現在の病気につながっている可能性も考慮して、生れた時から現在に至るまでのお話しを詳しく伺います。
その他、症状とは全く関係無い事であっても、「そういえば、こんなことも・・・」という何か気になる事がございましたら、遠慮せずにおっしゃって下さい。
まったく無関係に見えることが主訴と重大な関係を持っている事もあります。
※ あんまり聞かれたくない、答えたくない、ということは無理にお答えにならなくても結構ですよ(^^)
問診が終わりましたら、診察室に移って頂きます。
まだ、鍼はしません。
ここから患者様の、
1. 顔色
2. 脈
3. 舌
4. 手足の爪
5. 手の平・足の裏
6. 手足のツボ
7. お腹のツボ
8. 背中のツボ
…ザックリ言ってこれだけ、じっくり診察します。
身体が発信するシグナルを見落とさないように、また身体がビックリして本来出していたシグナルを掻き消してしまわないように、繊細なタッチを心掛けて診察します。
問診と診察をして、患者様の現在の体質とお困りの症状の原因を突き止めます。
これが終わって、いよいよ治療です。
患者様の症状を起こしている病気の根本を治療するツボを基本的には1か所だけ選び抜き鍼をします。
そして、
その方の病気の根本を治す為に、病気の原因を治療するツボの中で最も反応が強いツボに鍼をします。
鍼をしましたら、しばらくの間(5分~30分)鍼をしたままにしておきます。
鍼をしている間は、眠るくらいのつもりでゆっくりお休みください。
多くの方は、鍼をすると全身の緊張がほぐれ、次第に眠たくなってきます。
時間を計って、鍼を抜きに参ります。
鍼を抜いて、体表の所見が好転していれば、これで治療は終了です。
また10~15分程、お休みいただいて、最後にもう一度、診察をして治療は終わりです。
※画像はイメージです。